真田幸村2
防炎加工
生地変更
―武将のぼりとは―
複数の武士団が入り乱れる戦場で敵見方を区別するために掲げられたのぼり旗です。
家中によってその仕様は様々であり、武将によっては複数のデザインののぼり旗を掲げていたとも言われています。
京都のれんでは、実際に存在したと言われているデザインから、各武将の解説のより、存在したのではないか?と思われるデザインまで。様々な「武将のぼり旗」をご用意しております。
【真田幸村】
安土桃山時代から江戸時代初期にかけての武将、大名。「真田の赤備え」は有名であり、具足やのぼり旗等あらゆる武具は赤で統一された。
またのぼり旗にある六文銭は、人間・天上・地獄・餓鬼・畜生・修羅の六つの世界を表しており、輪廻天性を繰り返す六道輪廻に由来するものです。
三途の川の渡し賃として六文銭を身につけることで、戦場で死を恐れないという意思表示をしていたと言われています。
<基本仕様>
サイズ :180cm×60cm
素材 :ポリエテルポンジー
染色技法:昇華転写
縫製 :四方三巻
チチ位置:左チチ(左5つ上3つ)
1枚ずつPP入れ
真田幸村の六文銭が意味すること
真田幸村の軍旗は、赤地に黒の六文銭が描かれています。
日本一の兵と呼ばれ真田の赤備えとして恐れられていた真田幸村ののぼり旗は、前に出ているように見える進出色で実際の大きさよりも大きく見える膨張職でもあるため、戦場においては他の色よりもよく目立ち、実数以上の多くの軍勢を率いている効果があったと考えられています。
また赤い色は興奮や士気を高めたり注意を促したりする心理的効果があるため、軍の強さを誇示し敵を威嚇したりする効果もあったと思われます。
真田幸村ののぼり旗に描かれている六文銭は、三途の川の通行料とされています。
死者を葬る時に遺体と一緒に埋めるのが六文銭であり家紋に六文銭を用いることで、戦場で死を恐れないという意思表示をしたと言われています。
6つの銭は、人間と天上、地獄や餓鬼、畜生に修羅という6つの世界をあらわしており輪廻転生を繰り返す六道輪廻に由来するものでもあります。
真田幸村はのぼり旗に当時大変高価だった赤の顔料を使うことで、富と権力を持った有力大名が従える精鋭部隊であることをアピールすることに成功しました。
六文銭で死をもいとわない決意を示したのが「日本一の兵」と呼ばれた真田幸村ののぼり旗なのです。